川崎市横浜市東部の姫沙羅・夏椿(沙羅双樹)
沙羅双樹は「沙羅(サラ)の木」というインド原産のフタバガキ科の樹木で高さ30mにもなる熱帯の常緑樹です。
お釈迦様が旅の途中で最期を迎えるときに選び、横たわった場所が2本の対になった沙羅の木の下だと言われています。
お釈迦様が入滅の時を迎えると、一旦枯れ、2本の沙羅の木(双樹)は、お釈迦様の死を悲しみ再び真っ白な花を咲かせ、その白い花は次々とお釈迦様の上に舞散り、覆いつくしたと言われています。
平家物語に出てくる沙羅双樹と表現されている樹木は、実は本当の沙羅双樹ではありません。
日本の寺院に聖樹として植わっている木のほとんどは、本種ではなくナツツバキです。
ナツツバキは中高木の落葉広葉樹で、樹高は10~20メートル程度になる。
樹皮は滑らかで黒ずんだ赤褐色をしており、10年目くらいから樹皮が薄く不規則に剥がれて、独特の褐色や灰褐色の斑紋ができる。
ヒメシャラと呼ばれる小さい木もナツツバキの品種で、みることのできる半分程度はこの品種ですが、ここでは区別せずにまとめてナツツバキとして扱ってます。
花期は梅雨期(6月~7月初旬)で直径、5~6cm程度の白い花を上向きに咲かせる。朝に開花し、夕方には落花する一日花。
高津区蓮花寺
ナツツバキ
高津区円融寺
ナツツバキ
高津区蓮乗院
ヒメシャラ
高津区増福寺
ナツツバキ
宮前区等覚院
ヒメシャラ
多摩区生田緑地ツツジ山
ナツツバキ
多摩区緑化センター
ナツツバキ
モモイロナツツバキ
ヒメシャラ
麻生区千代ヶ丘老人いこいの家
ヒメシャラ
麻生区早野聖地公園
ナツツバキ
鶴見区正楽寺
ヒメシャラ
鶴見区馬場花木園
ナツツバキ
ヒメシャラ
都筑区早渕公園
ナツツバキ
青葉区観福寺
ナツツバキ
緑区新治里山公園興津邸
ナツツバキ
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