たちばなの散歩道
たちばなの散歩道のコースで、梶が谷駅、梶ヶ谷第1公園、梶ヶ谷第3公園、市民プラザ、野川神明社、影向寺、能満寺、富士見台古墳、橘樹神社、子母口貝塚、子母口バス停の全長5kmのコースです。この区間はコースの案内表示が充実してます。
スタートの子母口住宅入口バス停は尻手黒川線と宮内新横浜線の交わる付近の尻手黒川線の歩道橋にあります。ここから、畑の横に作られた細い道を上がり、尾根沿いの道を進み、横にそれると子母口貝塚があります。子母口貝塚は縄文時代の貝塚だそうです。
子母口貝塚から蓮乗院に行きます。
橘樹(たちばな)神社は日本武尊、弟橘媛を祀ってます。明治以降の社格は村社ですが、近隣に郡衙跡があり、かつては橘樹郡の総社であったと考えらます。境内には、まちの樹50選のイチョウが植えらてます。また、山岡鉄舟の石碑があります。
橘樹神社からは伊藤家長屋門を往復します。
橘樹神社から富士見台古墳に行きます。富士見台古墳には幹の太い2本の桜があり、1本は幹の直径が1m以上あります。枝ぶりも良いので、見事な開花となります。
能満寺は行基菩薩によって創建され、1714年に没した観空によって中興されたと伝えられています。虚空蔵菩薩立像、聖観世音菩薩立像、増田孝清坐像などの文化財がある古い寺です。
野川神明社境内は、弥生時代後期の古墳が4つあった場所だそうです。また、縄文時代前期の家の跡が発見されています。
中原街道を横切り坂を上っていくと、たちばな古代の丘緑地に出ます。ここが、橘樹郡衙(ぐんが)跡で、武蔵国橘樹(たちばな)郡の役所跡だそうです。橘樹郡衙遺跡群と影向寺が川崎市で初めての国史跡に指定されてます。
影向寺(ようごうじ)は聖武天皇の命を受けた行基により建てられた奈良時代の古いお寺で薬師如来は重要文化財、この付近は国史跡に指定されてます。境内には、まちのき50選の乳イチョウと呼ばれるイチョウの巨木があります。樹齢600年、胸高周囲8mです。同じくまちのき50選のサルスベリの樹があります。
そこから、第三京浜を渡り、峰通を歩くと市民プラザ、リサイクルセンター、梶ヶ谷第三公園と歩きます。梶ヶ谷第3公園には西福寺古墳があります。
そこから坂を下り梶ヶ谷小学校に行きます。更に歩くと梶ヶ谷第一公園に着きます。梶ヶ谷第1公園は桜の名所です。
梶ヶ谷小学校の裏側に梶ヶ谷神明社があります。神社の上の丘一帯は遺跡があった場所です。
梶ヶ谷駅からの道路は街路樹が全てこぶしです。開花が桜の前で、この付近の道路に一斉に白いこぶしの花が咲きます。
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