パチンコの技術上の規格の解釈基準
パチンコの規格は技術上の規格をもとにパチンコ機器メーカーの組合である日工協で申し合わせて、内規として定められてましたが、最近は内規として定めららず、技術上の規格の解釈基準を直接適用するようです。
今後はパチンコ内規の歴史に代わり本記事にパチンコ遊技機の規格を載せていきます。
2023年版
スマートパチンコ
スマートパチンコは封印型パチンコ機です。
大当り確率1/350以上
2023年1月申請分
1/350以上は16ビット乱数レジスターで実装すなら、最大188/2^16=1/348.596
コンプリート機能
差玉95,000個で遊技機を停止。
2022年11月申請分から実装。
遊タイムの発動回転数
b時短(遊タイム)の発動回転数は確率分母の1.5倍~3倍。
Cタイム
完全な通常状態で大当たりの引き戻し率が20%以下という条件のもとで、Cタイムの付与が可能。
1種2種タイプで特図2の小当たり確率1/1の場合。時短発生確率(Cタイム)1/5まで搭載可能。
完全な通常状態となるラムクリ(リセット)をかけた後は必ずCタイムの発動チャンス。
2020年版
警察庁保安課から、遊技機に関する技術上の規格解釈基準を改正が通知されました。令和2年1月6日から施行されます。
今回の改正でパチンコの時短機能の拡充されます。
これまでは、大当り後でしか時短を発動することができなかったのですが、あらかじめ定められた回数の間大当りを獲得できなかった場合や、あらかじめ定められた特定図柄の組み合わせが表示されることなどによって時短を作動できるようになります。
また、二通りまでのリミッター回数を設けることが可能となります。
前基準の電サポの規定は、
・電サポの開始は大当たり終了後のみ
・電サポ回数の上限は、確変中の間、通常時は最大100回まで
・電サポ中のベースは100を超えない
通常の電サポ回数は大当たり確率分母の2.5倍~3倍とのことです。
現行で許容されている最大の大当たり確率分母319.7の場合、
・2.5倍なら800回転で
・3.0倍なら959回転で
電サポが作動します。
通常時の最大100回までの規定も緩和されるようで、上限がどのような値になるかは今後内規で決まって行くものと思われます。
現行で許容されている最大の大当たり確率分母319.7の場合、
・100回の咲き戻し確率26.9%
・200回の咲き戻し確率46.6%
・300回の咲き戻し確率60.9%
・1000回の咲き戻し確率95.6%
・3000回の咲き戻し確率100.0%
です。
この2つの改正で、大当りが確定ではないですが、天井機能に近いものが実現できます。
但し、通常確率での大当り抽選なので、確変ベースによっては、電サポ作動中に玉減りが酷い場合もあります。
また、特定図柄の組み合わで時短を作動できるとすれば、大当りが確定ではないですが、実質出玉無当たりが実現できます。
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