分析結果の解説-性能指標
性能に関する指標の解説です。
アタッカーの削り無、電サポ消化による出玉の増減無とした時の貸250玉当りの等価交換のボーダラインを示します。
算出方法は、
・確率計算4.1 等価のボーダーラインの計算
を参照下さい。
トータル確率:1/(実質大当り確率/平均連チャン回数)
1R当たりのトータル確率=1/(実質大当り確率/連チャン平均ラウンド数)算出方法は、
・確率計算4.2 トータル確率
を参照下さい。尚、連チャン平均ラウンド数=平均払い出し玉数/(最大賞球数*最大カウント数)
小当たりRUSHなどラウンド数に含まれない出玉やショート解放の少量出玉、2種類のアタッカーがある場合の1R当りの出玉の違いなどに対応するため、R数の合計ではなく、払出し玉数から算出してます。
各パラメータは、
M:作動確率(大当たり確率)
N:役物連続作動装置の1回の作動により特別電動役物が連続して作動する回数の合計(ラウンド数)
R:特別電動役物に係る最大入賞数の最大値(カウント数)
S:1個の遊技球が大入賞口に入賞した場合に獲得する遊技球の数の最大値(アタッカー払出し玉数)
新風営法施行規則では、M×N×R×S≦10を満たす必要があります。
回転数ベースの電サポ率は1回の連チャンにおける総回転数の内、電サポ作動状態で回転させる回転数の割合です。遊タイム・突サポでの電サポ回転数を含めてます。
発射玉ベースの電サポ率は1回の連チャンにおける総発射玉の内、電サポ作動状態で発射される玉の割合です。遊タイム・突サポでの電サポ回転数を含めてます。
ベースは発射玉に対する、ヘソ、その他入賞口、電チューでの払出し玉の割合です。表示はその比を100倍したものです。
玉持ちはその他入賞口無し、ヘソ払出し3個、電チュー払出し1個とした低ベース機のべ-スに対するベースの比です。
ボーダーライン/玉持ちはそのスペックの低ベース機に対応させた実質的なボーダーラインとなります。
収束範囲±5%、誤差範囲5%で出玉の収束に必要な回転数を示します。()はそれを大当り確率分母で割った初当たり回数として回転数を示してあります。誤差範囲10%とは、10回に1回の割合で観測値が±5%×平均大当り回数の区間に入らないことを意味してます。
尚、計算は中心極限定理を定理を使用し、誤差確率関数の正規分布関数を自由度N-1のt分布に近似して求めております。確率計算4.3 収束回転数に算出方法を示してあります。
遊タイム搭載機については、開始回転数毎の実質大当たり確率と遊タイムでの大当り割合を示してあります。
回転数は通常確率での回転数です。STは確変確率での抽選ですので、潜伏を含め、ST終了時の回転数が、頭上のカンターには一般的には含めて表示されますので、カウンターから大当り後の回転数を確認する場合はその回転数を除外する必要があります。
回転数は電源を落としても、翌日に繰り越されますが、リセットされると0となります。リセットされた場合は、最初の1回転を回すまではリセットランプが点灯してます。
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