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分析結果の解説-収支分布・勝率・還元率

収支分布・勝率・還元率に関する指標の解説です。

最頻値は最も起こりえる収支です。分布が左右非対象のため最頻値<平均値となります。

標準偏差は収支の確率的バラツキを示すもので、
平均値±標準偏差区間に68.3%
平均値±2×標準偏差区間に95.4%
平均値±3×標準偏差区間に99.7%
が入ります。

従って、標準偏差は射幸性を示す指標と考えられます。
6時間遊技で、平均値±25千円に入る割合が、
・50%となる標準偏差は37.1千円、
・80%となる標準偏差は19.5千円、
となります。

従って、
標準偏差50千円は高射幸性(ミドル)、
標準偏差35千円は中射幸性(ライトミドル)、
標準偏差20千円は低射幸性(甘デジ)、
の機種と見做せます。

尚、初代牙狼の等価6時間の標準偏差は77千円です。65千円を超えれば超高射幸性機と言えます。

収支≃獲得総玉数*換金額-打ち込み玉総額
獲得総玉数=大当り回数*1回の当たりの平均獲得差玉
打ち込み玉総額=総回転数*250*玉単金/回転率
玉単金=(貸玉額-換金額)*exp(-大当り回数/(平均大当り回数*(1+1/平均初当たり回数)))+換金額

これより、
大当り回数=(収支+総回転数*250*貸玉額/回転率)/(1回の当たりの平均獲得差玉*換金額+(貸玉額-換金額)*250*(1-1/e)*(1+1/平均初当たり回数)/回転率)
となります。

従って、この関係より収支に対応した大当り回数が計算でき、その大当り回数の確率を求めれば収支に対応した確率が求まります。大当り回数の分布は、分析結果の解説-総大当り回数分布に示してあります。

収支額以下の確率を求めるには、
0回から収支額に対応した大当り回数までの全ての確率の和
を求めます。

また、収支額以上の確率を求めるには、
1-(0回から収支額に対応した大当り回数までの全ての確率の和)
を求めます。

詳細については、
確率計算7.3 収支の分布計算
を参照して下さい。

収支±0以上の確率を勝率と定義します。

還元率は獲得玉金額/打込み玉金額です。

 

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