都道府県別パチンコする人の割合を決める要因
【広告】
2016年パチンコする人の統計(総務省社会生活基本調査)の都道府県別パチンコする人の割合は何によって決まるのかについて分析しました。
対象とした要因は、
・人口当たりのパチンコ店舗数、
・人口当たりのパチンコ遊技機台数
・平均年収、
・平均年齢、
・生活保護者の割合、
です。
結果は、人口当たりのパチンコ遊技機台数が最も高い相関があります。
パチンコ遊技機台数が多いからパチンコする人の割合が多いのか、パチンコする人の割合が多いことが予測されパチンコ遊技機台数を増やしていったのかは鶏と卵の関係と思います。
5つの要因を使用して重相関分析を行ったら、重相関係数0.844の強い相関が得られました。
但し、人口当たりのパチンコ遊技機台数と平均年齢以外は少数点以下の%割合のみで影響しており、ノイズと見做しました。
人口当たりのパチンコ遊技機台数と平均年齢で重相関分析をしたら、重相関係数0.836の強い相関が得られました。
この2つの要因の影響度は、それぞれパチンコする人の割合の半分程度となってます。
パチンコする人の割合=-3.5%+0.15%×人口千人当たりのパチンコ遊技機台数+0.13%×平均年齢
但し、平均年齢は秋田県の49.3才、沖縄県の40.7才を除けば、44~47と変化の量としては少なく、上記式の0.13%×平均年齢はほぼ定数項と見なせます。
従って、パチンコする人の割合は人口当たりのパチンコ遊技機台数によりほぼ決まります。
個々の要因毎の分析結果です。
人口千人当たりのパチンコ店舗数
相関係数:0.655
パチンコする人の割合=3.8%+51.6%×人口千人当たりのパチンコ店舗数
但し、人口千人当たりのパチンコ店舗数は0.1程度です。
人口千人当たりのパチンコ遊技機台数
相関係数:0.828
パチンコする人の割合=2.0%+0.165%×人口千人当たりのパチンコ遊技機台数
平均年収
相関係数:0.424
パチンコする人の割合=15.2%-0.014%×平均年収(万円)
平均年齢
相関係数:0.500
パチンコする人の割合=-14.9%+0.527%×平均年齢
生活保護者の割合
相関係数:0.068(相関無し)
パチンコする人の割合=-9.50%-0.016%×人口千人当たり生活保護者数
尚、12年のデータであり、社会生活基本調査の16年とはずれてます。
人口千人当たりのパチンコ遊技機台数から計算した都道府県別のパチンコする人の割合です。
都道府県名:計算値(社会生活基本調査値)【パチンコ遊技機台数/千人】
« 2016年総務省社会生活基本調査(はちんこ遊技者の実態) | トップページ | 秘宝伝2秘められし時の鼓動 »
コメント