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確率計算4.4 各種分析

各種指標の計算方法です。

4.4.1 標準偏差分析

大当りの回数を決める各要素の分散とその内訳を分析します。

(1)継続確率の分散
2.3.8 単一継続確率モデルへの縮退の分散σ3^2

(2)出玉有無の分散
2.3.7 出玉無当たり無モデルへの縮退の分散σ2^2
-2.3.8 単一継続確率モデルへの縮退の分散σ3^2

(3)ヘソ電チューの分散
2.3.6 潜伏無モデルへの縮退の分散σ1^2
-2.3.7 出玉無当たり無モデルへの縮退の分散σ2^2

(4)潜伏による分散
2.3.5 出玉有連チャン回数の分布の分散σ^2
-2.3.6 潜伏無モデルへの縮退の分散σ1^2

(5)時短による分散
ヘソ通常割合*ヘソ通常時の時短回数の分散+ヘソ潜伏割合*ヘソ潜伏時の時短回数の分散+電チュー割合*電チュー時短回数の分散

それぞれの分散を上記(1)~(5)の分散の合計で割ったものが、各要素の内訳となります。

4.4.2 潜伏分析

小当たり分析小当たりは大当たりではなく、単なるはずれです。

モード移行での出玉無大当たり(潜伏)と小当たりの演出で用いられ、潜伏の判定に重要な要素です。

一般にはヘソ抽選時の演出で用いられ、電チュー抽選では小当たりがあるものと無いものがあります。

電チューの場合は小当たりはゲームに無関係ですので、ここではヘソ抽選時の小当たりの分析を行います。

通常時の大当たり確率Pt、
ヘソの小当たり確率Pl、
ヘソでの出玉なし潜伏確率をPs、
とします。

小当たり・大当たりを含めたトータル当たり確率はPt+Pl、

トータルモード移行確率はPt*Ps+Pl、
小当たりでカウンタリセットする店では、カウンタの当たりが小当たりばかりといった例が散見されます。

モード移行時の潜伏確変/(潜伏確変+小当たり)はPt*Ps/(Pt*Ps+Pl)

ヘソの小当たり確率によりますが、モード移行時の潜伏確変の割合は5%程度から50%程度です。

即ち、モード移行時の1/20~1/2が潜伏確変となります。機種によっては、モード移行は小当たりばかりで潜伏確変はほぼ期待できないといったものもあります。

尚、店によっては、小当たりはカウントせず、潜伏確変のみカウントするような親切設定の店もありますので、小当たりにからめたカウンタ表示のついて注意する必要があります。

4.4.3 電サポ率分析

大当たり抽選に対する電サポが作動の割合を 電サポ率と定義します。

ここでは、下記の3つの電サポ率について計算します。
・電サポ大当たり率:全大当たりにおける電サポ中の全大当たり回数の割合。
・電サポ抽選率:全回転数における電サポ中の回転数の割合。
・電サポ確変率:確変中における電サポ作動の割合。

通常時8個保留で電チュー抽選で当る割合が無視できない機種が出てますので、通常時の電サポ抽選割合のパラメータを使用します。

また、時短引き戻し回数=ヘソ当たり回数*ヘソ時短引き戻し確率+電チュー当たり回数*電チュー時短引き戻し確率で定義します。

(1)電サポ大当たり率

電サポ大当たり率=(電チュー当たり回数+通常時の電サポ抽選割合)/連チャン回数

(2)電サポ抽選率

電サポ抽選率=(時短引き戻し回数*通常確率分母+(電チュー当たり回数+通常時の電サポ抽選割合)*確変確率分母)/((1+時短引き戻し回数-通常時の電サポ抽選割合)*通常確率分母+(電チュー当たり回数+潜伏回数+通常時の電サポ抽選割合)*確変確率分母)

(3)電サポ確変率

電サポ確変率=(連チャン回数-1-潜伏回数)/(連チャン回数-1)

 

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