確率計算8.6 宝くじの確率分布と波荒度
宝くじの確率分布と波荒度を計算しました。
8.7.1 2013年グリーンジャンボ宝くじ(第636回 全国自治宝くじ)
・発売総額510億円(17ユニット)
・抽せん日は2013年3月15日(金曜日)
1等 3億5千万円 17本
1等の前後賞 1億円 34本
1等の組違い賞 10万円 1,683本
2等 1,000万円 68本
3等 100万円 1,700本
4等 5万円 17,000本
5等 1万円 17万本
6等 3,000円 170万本
7等 300円 1,700万本
平均値:150円
標準偏差:119,585円
変動係数:825
8.7.2 ドリームジャンボ
とんでもない波荒の宝くじについても標準偏差/平均値比を計算してみました。まさに、宝くじの当たれば交通事故といつたすごい数値ですね。
ドリームジャンボです
10万通を1組として当選金額と本数は、
1等・・・・・・・・・2億円・・・1本
1の前後賞・・・・・5千万円・・・2本
1等の組違い省・・・10万円・・99本
2等・・・・・・・・・1億円・・・1本
3等・・・・・・・500万円・・10本
4等・・・・・・・・・1万円・・3千本
5等・・・・・・・・・3千円・10万本
6等・・・・・・・・・3百円100万本
ハッピードリーム賞100万円400百本
従って、1枚当たり
期待値=149円 5/6等でほぼ決まる
標準偏差=74,600円 1/2等でほぼ決まる
変動係数=501
パチンコは1でも荒い、2なら気違いみたいに荒い、一人では何日打ち続けても中々収束しません。
その500倍、パチンコの確率の世界と完全にかけ離れた別世界です。最早確率論で議論すべき数学と別の数学で議論すべきです。
8.7.3 2012年末ジャンボ
今年の年末ジャンボは1等が4億円とこれまでの倍、その分それ以外の部分での当選金額を減らし、期待値を同じとしてます。従って、物凄く波荒になつてます。
1等 4億円 68本
1等の前後賞 1億円 136本
1等の組違い賞 100,000円 6,732本
2等 30,000,000円 204本
3等 1,000,000円 6,800本
4等 100,000円 68,000本
5等 3,000円 6,800,000本
6等 300円 68,000,000本
期待値:150円
標準偏差:390,652,499円
変動係数:2,604,524
これまでの年末ジャンボ
期待値=149円
標準偏差=135,208円
変動係数=901
に比べ、変動係数が5200倍となってます。
8.7.4 2015年末ジャンボ宝くじ
(第688回 全国自治宝くじ)
前後賞込みで初の10億円のジャンポ宝くじ。
発売予定額 1,620億円
(27ユニット ※1ユニット 2,000万枚)
1枚300円
1等 700,000,000円 27本
1等の前後賞 150,000,000円 54本
1等の組違い賞 100,000円 5,373本
2等 10,000,000円 540本
3等 1,000,000円 5,400本
4等 50,000円 54,000本
5等 3,000円 5,400,000本
6等 300円 54,000,000本
70周年記念賞 700,000円 10,800本
平均値:150円
標準偏差:163,921円
変動係数:1,093
8.7.5 2016年サマージャンボ宝くじ
熊本地震被災地支援ドリームジャンボ宝くじと同時発売です。
中身は全く同じなので、1つとしてまとまとめます。
(第694回 全国自治宝くじ)
前後賞込みで7億円のジャンポ宝くじ。
発売予定額 510億円
17ユニット ※1ユニット 2,000万枚)
1枚300円
1等 500,000,000円 17本
1等の前後賞 100,000,000円 34本
1等の組違い賞 100,000円 1,683本
2等 10,000,000円 51本
3等 20,000円 51,000本
4等 4,000円 1,700,000本
5等 300円 17,000,000本
平均値:150円
標準偏差:164,409円
変動係数:1,096
最高額は異なりますが、2015年末ジャンボ宝くじとほぼ同じです。
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