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2014年のパチンコ人口

レジャー白書2015の概要発表の2014年度のパチンコ人口に関して色々検証しみました。

社会生活基本調査からのパチンコ人口

総務省社会生活基本調査

5年毎に調査してます。趣味としてパチンコする人の人数がパチンコ人口に該当するものと思われます。

結果は下記の通りです。()内はレジャー白書でのパチンコ人口です。

1996年 20,609千人(2760万人)
2001年 17,322千人(1930万人)
2006年 13,430千人(1660万人)
2011年 11,373千人(1260万人)

増減のレベルでは両者の間には強い相関がみられますが、パチンコ人口の定義の差があるかどうかは不明ですが、値自体は相当のかい離が見られます。

売り上げは総務省のデータをもとに過去全てにわたり、毎年6兆円以上の修正を加えたのに、パチンコ人口は独自の調査のものを採用ではいいとこどりです。両方とも総務省のデーに合すべきです。

レジャー白書からのデータの回帰分析

1995年から2013年までのレジャー白書の売り上げとパチンコ人口の回帰分析を行いました。

パチンコ人口(万人)=0.00264×売り上げ(億円)+0.6527×前年パチンコ人口(万人)-131.1

重相関係数は0.9142です。一般に0.7以上の相関係数は強い相関といえますので、非常に強い相関と言えます。

2013年の売り上げに経済産業省の「特定サービス産業動態統計調査」の2014年のパチンコ売り上げは前年比95.4%を掛けた179,524億円とすると、2014年のパチンコ人口は977万人、前年+7万人となり、わずかながらの回復と言えます

低貸しの影響

1パチ、5スロなど低貸しの影響で売り上げ減、パチンコ人口増といったことが考えられますが、2008年とか2009年当たりで低貸しの移行は終わっており、以降はその影響は少ないと思われます。現にレジャー白書の2008年とか2009年は売り上げの増減とパチンコ人口の増減が逆になってます。

従って、2014年は売り上げ、パチンコ人口とも低貸しの影響は出てないと思われます。仮に出ていてもわずかと思われます。

稼働時間からパチンコ参加人口の推計

DK-SIS2014より。

1日・1台の平均稼働時間。パチンコ、スロットの順

2010年 4.6時間 5.0時間
2011年 4.4時間 5.2時間
2012年 4.3時間 5.1時間
2013年 4.1時間 4.9時間
2014年 4.0時間 4.8時間

この値をみる限り1パチや5スロなどの低貸営業に移ったことによりパチンコ参加人口が増えたとはとても言えません。

低貸営業の人の方が打つ時間は長いと思われますが、この時間をみると、移って増えた時間以上に、4パチ/20スロの人口が減り分が大きく、結果として、稼働時間の減少となったと考えるのが自然です。

結論

2013年の970万人から2014年の1150万人の増加は前年比118.6%の増加です。

イベント規制で集客が困難な状況下で、何にもしないで勝手にパチンコ人口が増えたとは考えられません。ましてや、昨年は消費税増税で更に厳しい状況です。昨年の決算報告は軒並み減益です。消費増税がその原因といっている店も多いです。

1995年から2013年までのレジャー白書のパチンコ人口の前年比を計算しても2001年から2002年の112.4%が最高です。

昨年は今まで経験したことのない歴史的なパチンコ人口の増加を経験したことになります。

絶対にありえません。良くても横ばいとしか思えません。

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